eスポーツ特化型の就労支援B型とは?作業内容やA型との違いを解説!

- 「就労支援って聞いたけど、A型とかB型とか…正直よくわからん」
- 「働きたい気持ちはあるけど、人とのコミュニケーションが苦手」
- 「ゲームしてるだけでお金もらえるって本当?」
というあなたには、ゲームをするだけで工賃(報酬)を得られる“eスポーツ特化”の就労支援B型事業所をオススメします。
なぜなら、面倒なコミュニケーションがほぼ無いというのが一番のメリット。もちろん、就労支援B型事業所の作業内容はeスポーツだけではありませんが、人同士の関わり合いがほとんどないeスポーツは特にオススメです。
この記事を読んで頂ければ、ゲームで稼げる就労支援B型事業所の探し方~B型でできる具体的な作業内容、A型とB型の違いなど理解を深めることできます。
ゲームをしながらお金がもらえるB型事業所を探すヒントが見つかります。
eスポーツ特化型就労支援B型事業所とは?

eスポーツを“仕事”として取り入れている就労支援B型事業所があるって聞いたよ!

そうですね。最近、「ゲームをしてお金がもらえる就労支援B型事業所があるらしい」といった噂を耳にすることが増えてきました。
実際、就労継続支援B型の中には、eスポーツを作業内容として取り入れている事業所が全国的に増加しています。
これらのeスポーツ特化型の就労支援B型事業所では、「apex」や「フォートナイト」「大乱闘スマッシュブラザーズ」などのゲームを活用し、決められた時間内でプレイを行います。
1日あたりのプレイ時間は1〜2時間程度が一般的で、残りの時間は振り返りレポートの記入や動画編集・配信練習などの作業を行う場合もあります。

ただ遊んでるということではないわけね。

その通りです。一般就労できるまで目標と計画を立ててサポートしていくのが本来の目的です。
正確には「就労継続支援」なのですが、みなさん略して「就労B」だったり「就労支援B型」と言っています。僕も知識がなかったので、就労支援B型って転職する時に検索したりしてました(笑)
就労支援B型事業所では、在宅で行われる仕事の案件や内職的なものからカフェを運営しているところなど、幅広い仕事があります。
そんな中で、eスポーツに特化した就労支援B型の事業所というのは、一般的に認識されている軽作業ではなく、ゲームを中心とした事業所になります。
ゲームをプレイして、腕を磨き、チームを組んで大会に出て賞金を獲得するのを目標にしたり、スポンサーと契約を目指したり、事業所によって方向性は異なるものの、eスポーツを積極的に取り入れている事業所を指します。
ちなみに僕が在籍している就労支援B型事業所でもeスポーツを積極的に取り入れていて、通所(通われている方)に大人気。
カチャカチャ、カコカコ音が飛び交ってます(笑)
就労支援B型でeスポーツをやっている人はどんな人?
例えば、僕の目の前にいる利用者さんは人とのコミュニケーションが苦手です。
この利用者さんは、外に出ることもつらくなってしまい、人と話したりすることが苦手になってしまった方です。
そこで彼は、まず取り掛かりやすいゲームから始めて、積極的に通所することで外に出る機会を増やそうと努力しています。
6か月後には就職活動をしたいと目標を立てており現在は「ストリートファイター6」でキャミィのコンボ練習とオンライン対戦をひたすら実践しています。
スト6のコンボ練習をしているだけで工賃がもらえるのはありがたいですよね。
人と話すのが苦手でも、得意なこと・好きなことで外に出るきっかけがつかめる。
そんな選択肢があるとしたら、ちょっと気になりませんか?

でも、ゲームをしているだけで工賃がもらえるって本当?

はい、本当です(笑)
僕も異業種で未経験の職種だったので、転職する前は「マジかよ!どういう仕組みか知らないけど、ゲームしてお金もらえるとか最高じゃん!」と思ったのが正直なところ。
10年くらい前までは考えられなかったですが、本当にゲームをしてるだけで就労支援B型事業所では、工賃(報酬)がもらえます。
人と人とのコミュニケーションが苦手な方や社会人ブランクのある方にとっては、無理して苦手な人間関係を築きながら作業できる場所を探すより現実的な選択肢になっています。
eスポーツで障害者の方が工賃をもらえる仕組み
まず、大前提として通所するということが重要になってきます。つまり、一般的に言えば、会社に出社するということですね。
僕のいる就労支援B型の事業所では、通所したら500ポイントの加算があります。
各事業所によって1ポイントの倍率が違ってくるので、具体的に何円とは言えませんが、1ポイント=何円という世間一般的に買い物で利用されているポイント制度と同じような仕組みだと勝手に思ってます。

上記のような認識で問題ないと思ってますけど(笑)
好きなゲームするだけなので体力を使うこともありません。
「まずは外に出るキッカケがほしい」
という利用者の方にとって、無理せず始められる仕事がeスポーツです。
eスポーツ作業の特徴は、人とのコミュニケーションが苦手な方でも参加しやすいことです。
多くのeスポーツ特化型の就労支援B型事業所では個別プレイや小グループ制を採用しており、静かな環境で黙々と作業ができるよう配慮されています。
さらに、プレイした実績や出席状況に応じて「工賃(報酬)」が支給されるため、ゲームに取り組むモチベーションにもつながります。
ゲームが得意じゃないけど大丈夫?
「ゲームが得意じゃないけど大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれません。
安心してください。eスポーツと言っても、ゲームの上手さが重視されるわけではありません。

大切なのは、決まった時間に通い、継続的に取り組むことです。

ゲームもやったことないし、自信がなかったけど、これなら私にもできそうね。
また、事業所ごとに対象のゲームや支援内容が異なるため、まずは見学や体験を通して自分に合った事業所を探すことが大切。
eスポーツを使ったB型事業所は、好きなことをきっかけに外に出たい方、働く自信を取り戻したい方にとって、無理なく通える選択肢のひとつです。
【eスポーツ特化】B型事業所の選び方・比較ポイント
eスポーツを取り入れた就労継続支援B型事業所は増えてきていますが、すべての事業所が同じ内容というわけではありません。事業所ごとに方針や設備、支援内容が大きく異なるため、自分に合ったところを選ぶことがとても重要です。
ここでは、eスポーツ型のB型事業所を選ぶ際の比較ポイントをいくつか紹介します。
① 取り扱っているゲームタイトル
事業所によって、ぷよぷよ、フォートナイト、APEX、スマブラなど扱うゲームが異なります。
初心者向けのタイトルが中心のところもあれば、競技性の高いタイトルを重視しているところもあるため、自分に合ったゲームを扱っているかを確認しましょう。

僕が勤務している事業所は”スト6、APEX,フォートナイト,ガンダム,GT7,エルデンリング,スマブラ”など他にも取り扱っています。利用者さんがやりたいと言ったら買ってる様子(笑)
② プレイ環境・機材の質
eスポーツは機材のスペックや回線の安定性も重要です。
ゲーミングPCやモニターの性能、キーボードやマウスの使いやすさ、個別ブースの有無など、快適に作業できる環境が整っているかもチェックポイントです。
③ 支援内容とサポート体制
ただゲームをするだけでなく、職員による支援がどの程度あるかも重要です。
たとえば、プレイ後の振り返り支援、レポート作成のサポート、配信や動画編集などの訓練が含まれているかなど、内容に幅があるので確認しましょう。
④ 工賃(報酬)の支給方法
報酬の金額や支給条件は事業所によって異なります。出席日数や作業への取り組み状況で評価されるケースが多いため、報酬の仕組みを事前に聞いておくのがおすすめです。
⑤ 見学・体験のしやすさ
実際に通えるかどうかは、事業所の雰囲気や距離感、スタッフとの相性も大切です。
まずは気になる事業所をピックアップし、見学や体験をしてから判断するのが安心です。
このように、eスポーツ特化型の就労支援B型事業所を選ぶときは、「ゲームの内容」だけで決めず、支援の質や環境、通いやすさまで含めて比較することが大切です。

個人的には“通いやすいかどうか”はとても重要なポイントね!
では、実際にeスポーツが行われている場所を探せるサービスやサイトを紹介していきます。
障害者の方が働ける求人・転職サイト3つ紹介
今回、僕が紹介するのはたった3つです。あなたに合うものを選んで登録してみてください。

eスポーツに興味が出てきたけど、どこから探せばいいんだろう……
たった2分で登録が完了して、「ゲーム」で検索もしやすいのでメンドクサッ!とならないのが一番のメリットですかね笑
正直、仕事を探すときが一番メンドウで精神的に疲れますからね。
とにかく、検索がメチャクチャしやすいです。他の転職サイトは検索がしにくいので、僕と同じようにめんどくさがり屋な方はアットジーピーだけ登録するのもありですね。
事業所の豊富さ重視の方向け

就労支援B型じゃなくてもいいって言う人はどこがオススメなの?

その場合はやっぱり、求人情報の豊富さで選ぶのがいいです。選択肢がたくさんある方が自分にあった仕事が見つけやすいからですね。
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なぜなら、求人の豊富さに勝るものは無いからです。
僕も転職で困ったときに片っ端から求人サイトに登録して自分から求人を探したり、スカウトが来たものを確認したりしていました。
でも結局使う求人サイトって10個くらい登録したうちの3つくらいなんです。
- 求人案件が豊富でこちらが探しやすいサイト
- スカウトやオファーが豊富なサイト
- エージェントに特化していてお宝案件があるサイト
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(厚生労働省人材サービス総合サイトにおける無期雇用及び4か月以上総計人数2024年度)
そのまま就職を目指したい方向け
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LITALICO(リタリコ)ワークスは、全国展開している就労移行支援事業所です。
僕もどれくらい登録が簡単なのかなと思って、質問に答える形式の登録をしたのですが、5回ほど質問に答えるだけで登録が完了します。
サイト自体も見やすく、迷わず登録できるはずです。
特に人間関係でコミュニケーションが苦手な方のサポートが得意とされていて、サポート実績は8000名超えなので、安心感はバツグンです。
もし、今あなたが今までと同じように働けるようになりたいと思っているのなら、LITALICO(リタリコ)ワークスが一番相性がいいはずです。
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eスポーツはゲームしてるだけでOK

私、人と話すのが苦手だから無理かも…

安心してください。「eスポーツって上手な人だけの世界でしょ?」って思ってる人もいますけど、大丈夫!
そんな不安を感じている方でも安心してください。eスポーツ型の就労継続支援B型事業所は、ゲームが得意じゃない方や、人とのコミュニケーションが苦手な方にも配慮された環境になっています。
ゲームスキルについて
多くの就労支援B型事業所では、上達することよりも“継続して取り組むこと”が重視されます。
これは記事のはじめの方でも触れましたが、通所することが最大の目的です。
たとえば、ぷよぷよやテトリスなどのシンプルなゲームを使用する事業所もあり、初心者でもすぐに参加可能です。
成績よりも、「決まった時間に通所できたか」「取り組む姿勢が見られたか」などが評価ポイントになります。
人間関係について
eスポーツ作業は基本的に個人でプレイするスタイルが中心です。
一人で周囲と話さずに作業が進められるよう利用者同士の会話を作業時間内で禁止している事業所もあり、利用者さんが嫌な思いをしないように配慮されています。
また、通所者の多くが似たような悩みを抱えているため、無理にコミュニケーションを求められることもありません。
さらに、職員が間に入ってサポートしてくれるため、「人と話すのが怖い」という段階からでも始めやすいのが大きなメリットです。

人と話すの苦手すぎて、困ってたの!
事業所によっては、個別ブースでのプレイや、会話を最小限に抑えたスケジュールを組んでくれることもあります。
このように、eスポーツ型に特化した就労支援B型事業所は“スキルよりも、安心して通えること”を大切にしているため、「ゲームが下手」「話すのが苦手」と感じている方にこそ、選んでほしい環境です。
朝起きて行きたくないなと思ったら無理して行く必要もありませんし、一般企業のように休んだらイジメられるとか、翌日上司からグチグチ言われるということもありません。
自分のペースで少しずつ社会とつながっていける第一歩として、ぴったりの選択肢と言えます。
就労支援って何?A型とB型の違いをわかりやすく解説
さて、ここまでeスポーツや就職について話してきましたが、そもそも「就労支援」という言葉を聞いたことはあっても、「A型?B型?何が違うの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか。

ずっとA型とB型ってナニ?って気になってたわ
就労支援とは、障害や体調に不安のある人が“働くきっかけ”や“就職までのステップ”を得るためにサポートを受けられる制度のことです。
就労支援には主に「就労継続支援A型」と「就労継続支援B型」の2種類があります。
A型事業所とは?
A型は、雇用契約を結んで働くスタイルです。
最低賃金が保証され、勤務日数や時間も安定しています。そのぶん、ある程度の体力・生活リズム・責任感が求められるため、一般就労に近い形を目指したい人向けのステップといえます。
ほとんどアルバイトと変わらないとされているため、就労支援A型に行く方はすぐにアルバイトし始めるとサービス管理責任者の先輩に聞きました。
また、軽作業が多く、割に合わないということも、A型から僕の勤務する事業所に来た方が言っているのを聞くと、あまり良い印象はないですね(笑)
B型事業所とは?
一方、B型は雇用契約を結ばないスタイルで、働くペースも柔軟です。
体調や精神状態に合わせて、週1日・1時間から通うことも可能で、就労のリハビリや社会復帰の一歩目として利用されることが多いです。
報酬(工賃)は事業所ごとに異なり、取り組みに応じて支払われます。
そのため、よりよい条件の就労支援B型事業所を探している利用者さんが多いのも事実。
A型とB型の大きな違いまとめ
項目 | A型 | B型 |
---|---|---|
雇用契約 | あり | なし |
給与 | 最低賃金保証 | 工賃(報酬) |
働き方 | フルタイム・週5など | 週1〜・短時間でも可 |
対象 | 比較的安定して働ける人 | 体調や障害に配慮が必要な人 |
「いきなりA型はハードルが高い…」という方でも、まずはB型で生活リズムや作業の習慣をつけることが可能です。
そして、少しずつ慣れてからA型や一般就労へステップアップしていく人もたくさんいます。
あなたの今の状態に合わせて、無理なく通える場所を選ぶことが大切です。
どんな仕事があるの?実際の作業内容を紹介
就労継続支援B型事業所では、「どんな仕事をするのか」が気になる方も多いと思います。
実は就労支援B型事業所で行われている仕事は非常に幅広く、身体的・精神的な負担が少ない軽作業から、スキルを活かせるパソコン作業やクリエイティブ系の仕事まで、事業所によってさまざまです。
以下に代表的な作業内容を紹介します。
軽作業系
- シール貼りや封入作業 → ダイレクトメールの封筒詰め、製品ラベルの貼り付けなど
- 箱折りや組み立て作業 → 段ボールの組み立て、部品の簡単な組み立て
- 清掃や施設内の環境整備 → トイレ掃除、床掃除、ごみの分別など
これらは単純作業で覚えやすく、作業スピードよりも“続けること”が重視されます。
パソコン系・創作系
- データ入力やタイピング練習 → ExcelやWordを使った簡単な事務補助
- ハンドメイド制作・雑貨づくり → アクセサリー、布製品などを作って販売
- イラスト・デザイン・動画編集 → SNSやネットショップ用の画像制作など
こうした作業は、自宅で練習できたり、得意を活かして収入につなげられたりするのが特徴です。
eスポーツ・ゲーム関連(一部事業所)
- ゲームプレイ(指定タイトルでの作業)
- 振り返りレポートの記入
- 配信・動画編集の練習
これらは、「人とあまり話さずにできる」「得意なことから始められる」といった理由で注目を集めています。
作業内容は事業所ごとに異なり、見学や体験で確認するのが一番確実です。
どの仕事も「就職の準備」というより、“社会とのつながりを少しずつ持つ”ことが目的なので、無理なく通えるものから選ぶのがポイントです。
コミュニケーションが苦手でも大丈夫?
「人と話すのが苦手で、グループ作業とか不安…」
そんな悩みを抱える方にとって、B型事業所がどんな雰囲気なのかはとても気になるポイントです。
結論から言うと、就労継続支援B型事業所は、人とのコミュニケーションが苦手な方にも配慮された環境になっていることが多く、安心して通える工夫がされています。
静かで落ち着いた雰囲気が多い
B型事業所は、精神障害や発達障害のある方など「人付き合いに不安がある人」を前提に設計されているため、にぎやかな空間ではなく、静かで落ち着いた雰囲気のところが多いです。
個人作業中心の事業所では、黙々と作業ができる環境が整っていて、「誰かと無理に会話しなければいけない」場面はほとんどありません。
スタッフが間に入ってサポートしてくれる
職員(支援員やサービス管理責任者)は、一人ひとりの感情や苦手なことを理解したうえで接してくれるので、必要以上に会話を求められることはありません。
また、何か困ったときは自分で話しかけられなくても、スタッフが自然に気づきフォローしてくれる体制が整っています。
少人数制・個別対応の事業所も増えている
最近では、少人数制で1人ひとりに合わせた支援を行っている事業所や、個室ブース・パーティションで区切られたスペースを導入しているところも増えてきました。
「一人で作業できる」「周囲の視線が気にならない」など、人間関係のストレスを極力減らせる配慮がなされている点も安心材料です。
無理にコミュニケーションを求められることはない
就労継続支援B型は、「働くための練習の場」です。
まずは週に1回、決まった時間に通うことから始める人も多く、人付き合いに自信がなくても“そのままの自分”で通える場所として利用できます。

だからこそ、好きなゲームをするために外に一歩出るという苦しいことものりこえられるんですね。
体力に自信がなくてもできる?
「外に出るのもしんどい」「長時間の立ち仕事は無理」
体力に自信がない方にとって、仕事に復帰するのは大きなハードルです。
でも、就労継続支援B型なら、無理のないペースで“座ってできる軽作業”から始められる仕事が多く、心身への負担が少ないのが大きな魅力です。
しかし、就労支援B型事業所では軽作業といいつつも農作業をさせる事業所もあるとよく耳にします。
全くの健康な人であっても農作業は辛いのに、それを軽作業と言って利用者さんにやってもらうというのは僕はおかしな話だと考えてます。
じゃあ、楽な仕事じゃないの?
だからこそ、eスポーツを取り入れている就労支援B型事業所が話題を呼び、障害を持つ方から大人気なってるんですね。
僕も暴力や人権侵害によるパワハラを受けて精神的に壊れてしまい、会社に行くことができなくなってしまった時期がありました。
もし、当時eスポーツで工賃がもらえる就労支援B型事業所を利用できていたとしたら、悩むことなく行っていたと思います。
座ったままできる仕事が多い
就労支援B型事業所でよく行われているのが、シール貼り、袋詰め、封入作業、パソコン作業などの“内職系”の軽作業です。
これらの作業は基本的にイスに座ったまま行えるため、体力に不安のある方や、長時間立っているのが難しい方でも安心して参加できます。
作業時間も1日1〜2時間からスタートできる事業所が多く、「疲れたら途中で休憩OK」「週1回から通所OK」など柔軟な対応をしてくれます。
病状や体調に合わせて“自分のペース”でOK
就労支援B型事業所では、体調や障害の状態に合わせて、無理なく作業に取り組めるスケジュールが組まれます。
たとえば「午前中だけ」「週2回だけ」「作業は30分だけ」といったペースで通っている利用者さんも多く、フルタイム勤務を前提とした場所ではありません。
少しずつ外に出るリズムをつけたい、まずは生活リズムを整えたいという方には最適な環境です。
“得意”を活かせる作業も増えている
最近では、パソコンを使った作業や、ハンドメイド制作、イラスト、eスポーツなどの比較的体力を使わない作業を取り入れている就労支援B型事業所も増えてきています。
これらは、「好きなこと」や「得意なこと」を通じて、ストレスを減らしながら働くことができるという点でも人気があります。
B型事業所は、「がんばって働く場所」ではなく、“今の自分に合った形で、社会との接点を持つための場所”です。
体力に不安がある方も、まずは一歩を踏み出すことから始めてみませんか?
B型で少しずつ慣れて、将来A型や就職を目指す人も
「最初から正社員なんて無理…」「体調に波があるから通えるか不安…」
そんなふうに感じている方でも、就労継続支援B型をきっかけに、自分のペースで“働く力”を取り戻し、将来的にA型や一般就職を目指している人は少なくありません。
B型は“就職の練習場所”
就労支援B型事業所の目的は、「社会とのつながりを取り戻すこと」
体力やメンタルに不安があっても、短時間・低負荷の作業からスタートできるため、リハビリ感覚で通えるのが特長です。
通い慣れてくると、生活リズムが整ったり、人と接することへの抵抗が減ったりして、「もっと長く働いてみたい」「収入を安定させたい」と思えるようになるケースが多くあります。
ステップアップをサポートしてくれる
就労支援B型事業所では、支援スタッフやサービス管理責任者が定期的に面談を行い、「次のステップ」を一緒に考えてくれる仕組みがあります。
相談員の方がついている方も多く、
たとえば、
- 「もっと収入を得たい」→ A型事業所を紹介
- 「週5日働く練習がしたい」→ 通所日数を徐々に増やす
- 「就職を目指したい」→ ハローワークや職業訓練の支援につなげる
など、個人のペースに合わせたキャリア設計が可能です。
焦らず「今できること」からでOK
ステップアップといっても、無理にゴールを急ぐ必要はありません。
就労支援B型事業所のまま長く利用する方もたくさんいますし、「通える場所がある」という安心感が生活の安定につながっている人も多いのが現実です。
大切なのは、「どこで働くか」よりも、「無理なく続けられる場所があること」。
B型事業所は、そんな心と体を整える時間を大切にできる場所なのです。
あなたにあった仕事がきっとみつかる
eスポーツを取り入れた就労継続支援B型は、「人と話すのが苦手」「体力に自信がない」「社会復帰に一歩踏み出したい」——そんな気持ちを抱える方にとって、無理のない形で“働くリズム”を取り戻せる選択肢です。
就労支援B型事業所は、作業内容や支援体制、雰囲気などが本当にさまざまで、自分に合った場所を見つけられるかどうかが何より大切。
特にeスポーツ型は設備の充実度やゲームタイトル、支援のスタンスなどに違いがあるため、「通ってみたら思っていたのと違った…」というミスマッチを防ぐためにも、事前の情報収集と見学は欠かせません。
紹介した求人・転職サイトまとめ
すでにチェックされたかもしれませんが、忘れてしまった方のためにもう一度簡単にまとめておきます。条件を絞って全国の求人を検索でき、気になる場所にそのまま見学予約までできる便利なサービスです。
「どうせ自分には向いてる場所なんてない」と思わずに、“今の自分でも通えそうな場所”を探すところから始めてみましょう。
アットジーピー(atGP) | dodaチャレンジ | LITALICO(リタリコ)ワークス |
登録が簡単で、サイトも見やすく検索がしやすいのが特徴。ゲームでの検索もでき、eスポーツを取り入れた企業も検索ヒット。 | 就職支援実績No1! 豊富な求人案件があり、大手のdodaならではの書類添削や相談も完全無料で利用可能。 | コミュニケーションが苦手な人向けで、サポート実績は8000名超え。登録も5ステップほどで完了! |
まずは気軽に、見学から始めてみませんか?
地域や作業内容、事業所の特徴などで絞り込みができるため、「家の近くでゲームに取り組める支援先」を探したい人にとって非常に便利です。
特にeスポーツ型のような新しいタイプの事業所は、まだ情報が少ないのが現状です。
「人と話すのが苦手…」「家に引きこもりがち…」そんな悩みを抱えていても、ゲームが“外に出るきっかけ”になる時代です。
気になる方は、ぜひ一度チェックしてみてください。